「優、知ってたの?あの観覧車のジンクス」
帰り道、疑問に思っていたことを言う
「ん?まぁな」
「えー!私知らなかったよ〜」
私が知らなかったことを悔やんでいる観覧車のジンクスとは
【観覧車が頂上を通過するときにキスをしたカップルはずっと一緒にいれる】
というもの
観覧車を降りた時、たくさんのカップルがそんなことを言っていてジンクスの存在を知った私って…
一人むくれていると
「でもいいじゃねぇか。俺たち、ずっと一緒にいれんだから」
「…そうだね!」
ジンクス通りになればいいな
そんなことを考えながら優の家へと向かった