「柚葉ー?もうご飯食べた…」




床に倒れ込む私を見て言葉を無くすお母さん



「ゆ…ずは?柚葉!?しっかりして柚葉!」




涙を流しながら私を抱きしめる




「お父さんにやられたの…?」




喋ることもなかなかできないから頷いた




「っっ!!ごめんっ!ごめんね…!お母さんがもっと早く気付いてていれば…!」



そんなことないよ



お母さんは頑張ってるんだから



謝らないで



そう言いたいのに私の意識は徐々に薄れていった



「柚葉!?しっかりして!柚葉ぁ!!」




お母さんの泣き叫ぶ声を最後に私の意識は途絶えた