車に乗り込み、病院へ急ぐ




「…ごめんね遼祐。新しいお家は隣の県にあるの。だから…」




「わかってる。バスケは辞めるよ」





「うっ…ごめんねっ…」




泣きながら謝る母さんに怒る気なんて起きないし、俺はこれでいいと思ってる