「…あなた。別れましょう」



「あ?」



「私はもう離婚届に判を押しました。後はあなただけです」



「おいてめえ…何勝手に決めてやがる!!」




声を荒らげた親父に俺は肩を震わせた




こんな声聞いたことない




「前から決めていました。…もっと早くしていれば…こんなことにはならなかった!」