や、ヤノウくんが、笑ったーー!

「ん?なんだよ、にやけて…」

「え?!」

にやけてたんだぁー。すごい、恥ずかしい。

「す、すみません!あの、笑ってくれたから、つい嬉しくて……」

「なんだよ……それ…////」




そしてーー


次の日、この町の人達に別れをいった。もう王はつくらないんだそうで、みんなで活気を取り戻していくと言った。


私達はそれぞれの目的のために、また果てしない道を進むために、旅を続けた。