いやぁ…まさかわざわざ聞かれるとは…



"下っ端は"しっかりしてんな



下「あ…あのぉ…」



遠慮気味で声を掛けてくる下っ端



空「あぁ、俺のことは空でいいよ」



海「んじゃ俺も海って呼んでくれ」



陸「俺も名前でいいよ」



下「あ…はい!」



俺らが言ったことで他の下っ端たちも集まってくる



空「言っとくけど敬語とかさん付けしたら…(黒笑)」



すこ~しだけ殺気をだして笑う



すると下っ端の子たちは勢いよく「はい!!」と返事した



いや、分かってねぇじゃん



ま、今回は許すか



まぁ次はねぇけどな??(黒笑)



海「そういえば名簿とかってねぇの??」



近くにいた下っ端の子に聞く



下「え??あ、あり……あるよ!」



一瞬敬語を使おうとしたが思い出して言い直したみたいだ



ま、その内なれっだろ



つーか、名簿あんのか…



下っ端が知ってていいのか??



この族、やっぱ……



海「名簿、あんなら持ってきてくんね??
お前らの名前が全くわかんねぇし」



海が言うと下っ端たちは目を見開き、驚いた



下「…俺らのこと、覚えんの!?
まさか全員!?」



何驚いてんだ?



空「??当たり前だろ?」