編入試験で満点だったのに今が0点だからだろ



めんどくせぇな



空「…了解。じゃ、あとでな」



心配そうな顔をする海と陸に背を向け、理事長室に向かった



ガチャッ



瞬也「おー、来たか。つか、ノックしろよ」



入って早々、呆れ顔で言われた



空「…なに」



早く帰って寝たいんだけど



瞬也「はぁ…お前なぁ。

まあ、いい。とりあえず座れ」



瞬が一人がけのソファーに座り、前のソファーを指さす



ストンッ



そのソファーに座り、ポケットからスマホを取り出す



瞬也「…お前、今回最下位で0点だったろ?」



空「…ん。」



スマホを弄りながら返事する



瞬也「普通だったら100点以下だと補習があんだけど、お前の答案見たらなにも書いてねぇし。」



そう。俺は何も書かなかった



っとゆうか、仕事で色々と頭がいっぱいだったから書く気になれなかった。



空「…だから?」



補習じゃねぇんだろ?



瞬也「今回はわざとだと思ったから補習は無しだ。

ただし、なんで何も書かなかったのか言え」



言わないなら補習な。と言われる