「どうして?」


なんとなく、分かるが一応聞いてみる。


「あのね……翼ね体育館で部活してるの…。だから、応援に行きたいな…って…。

でもっ!一人じゃ恥ずかしくて……。
こんなの、柄じゃないって分かってるんだけどどうしても…諦められないの……!!

お願いっ」


必死に頼む純玲に優しく微笑んだ。


「恋に柄なんて関係ないよ…!良いよ!!いこっか!!

あたしも、日向君が部活してるところ見てみたいし」

純玲に笑いながらそう言うと、パアッと顔が明るくなった。