「やば、まじ辛っ!!」


「ちょっと大丈夫?水いる?」


「辛いけどうまっ!!」


「そういえばいま思い出したけど
夏美は辛いの得意だもんね」


「激辛大好きだからね♪
てかさー凪?」


「ん?なに?」


「だーりんとなんかあったー?」


「いっ、いや…何もないよ…?」


「ちょっとー!親友に隠し事〜?
1人で抱え込まないで
夏美には何でも愚痴っていいんだからね!」


やっぱり夏美には気づかれてた
たぶん最初から気づいてたんだ
だからこうやって
気分転換に誘ってくれてたんだよね?



「じっ、実はその…」