「どうした〜?
って咲妃ちゃんじゃん!?」

『龍翔』

私がぶつかったのは木下 流聖だった

さっきの声はこいつらか


「なんでお前がここにいる」

『あんたには関係ない』

それこっちのセリフだから!

「この方は?」

銀髪の男が私のこと聞いてきた

「谷口 咲妃ちゃんだよ!
あの氷の姫って呼ばれてる!」

「ふーん。この子が」

『なによ』

赤茶の男が笑みを浮かべこっちを見る

「んで、なんでここにいるの?」

『それあなた達に言ってなんかあるの?
そこどいてくれる?通れない』

「さすが流聖に気に入られた女だわ」

はあ?なんなのこいつ
赤茶の男の笑みが嘘くさい