「とりあえず、三日後テストだからなー」

『はーい』



あれだね、不満が少ないのは多分中学の時もこうだったんだろうな



「あと、部活何に入るか決めておけ」



部活なー…


何があんだろうか



「水輝ー部活って何があるの?」

「サッカー、野球、剣道、柔道、フェンシング、水泳、バスケ、卓球、美術、軽音、演劇…後は同好会が何個か」



多い…気がする



「お前等はなんか入ってんの?」

「いやー俺等3人帰宅部やでー」

「そうだよなー俺も帰宅部でいいかなー」



めんどくさいしな…

あ、でもマネージャーとかやりたい
運動部とかだったらホモいそう!!



「優ーマネはお前できんだろう」

「あは、やっぱりー?」




秋にはお見通しなんだよなー

まあ、もともと俺の家事スキルでマネが務まるかと聞かれたらNOなんだけどね



「はい、じゃあHR終わり
授業頑張ってくれ」



そう告げると、教室からさっていった先生

何人か嘆いてるんですけど…
あの先生人気なの!?意外だわー



「先生に蔑まれたい」

「俺睨まれたい」

「僕は叱られたいなー」



あぁ…ドMが多いのね



「いや、そこは俺が攻めたい」

「縛りたいです」

「監禁…とか?」



危ノーマル系男子も居ると



「このクラスやばいネ」

「そっか、優ちんと秋は編入生やもんね」



かわいそ、かわいそと海深が慰めてくれる

でも、実は俺の目的それだから大丈夫だよ。とは、言いにくい…


秋なんか本当のこと知ってるから妃必死に笑い耐えてるよ!耐えすぎて顔が無になってる



「てか、案外優ちゃんはそう言う事いけそ〜だけどねぇ〜」



ニヤリと笑いかけてくる雲丹

コイツ鋭すぎ!!
王道極めすぎだと思うんですがね