「はーい、席つけよー」



教壇の前に立ちみんなに座るよう促す先生


俺も海深を起こして席に着く




「入学しょっぱなからテストが始まるから、頑張れなー」



突然の宣言。


うそん。テストとかやるのがめんどくさい



「テストかぁー…いややなー」



うなだれる海深


そういや3バカは勉強できんのかな?



「お前等の学力ってどんぐらい?」

「んー、水輝はまあ頭いいでー。雲丹も後輩から好かれたいのよ〜って事で割といい方


俺がヤバイ」

「ご愁傷様です」




やっぱり海深は出来ない子だったんだね

よかった、そのキャラでしっかりしてて勉強もできるなんて詐欺だよ



「優と秋は?」

「俺は、割とそこそこかなー?でもめんどくさいから嫌いー
秋は頭いいよー。俺の家庭教師さまー」



俺のめんどくさがりがでる前に、秋は俺に詰め込んでくれますのでありがたい



「家庭教師って響きがエロくね〜?」



突然聞こえた下品な声

忘れてたけど、HRだからコイツも居るんだよね



「ちょっと変態は出ていこうか」



コイツ先生に突き出せばいいかな?と
、雲丹の背中をぐいぐい押す



「おい、三春ー九十九ー静かにしろよ」

「すいませーん」



また怒られたんだけど…

絶対先生の中で俺の好感度低いよ
雲丹と海深のせいじゃん。