「奈央!!!いきなりだけど、夏休みの花火大会一緒に行こ!!!」
と、朝からハイテンションな沙耶。
ちなみに、私は佐々木奈央(ささきなお)。
中学2年生。
それで、この朝からテンション高いこの子は相田沙耶(あいださや)。
沙耶とは小学1年生からずっと同じクラスで、もうなんでも話せる親友。
「もう朝からうるさいよー。
それで、なんだっけ、夏休みの花火大会?
いいよー、暇だし、行こっか♪」
「それで…奈央にお願いがあるんだけどー…」
「うん、何なにー???」
「実はね、翔くんも誘いたいんだよね…」
と、モジモジしだした沙耶。
翔くんとは、綿谷翔(わたたにかける)。
今年関西の方から引っ越してきた転入生。
沙耶はそんな彼に一目惚れしていた。
「ねぇ!お願い!
翔くん誘ってきてよ!!!」
「えー!?自分で行ってきなよー!」
「お願いお願いお願い!!!
一生のお願いだから!!!」
「一生って前も使ったよー?もう沙耶の一生は何回あるんだよ〜((笑
あーもー、わかったわかった。
一応行くけど、ダメだったら諦めてよー?」
「ありがとう!さっすが奈央だー!
大好きー♡」
相変わらず自分で行動しない。
でも翔くんも決して何も話さないわけでもないし、私自身苦手な存在でもない。
ただのクラスメイトだ。
「翔くん、夏休みの花火大会、誰かと行く予定ある?」
「あ、いや、ないけど」
「なら一緒行かない?
他に男子も誘ってさ!☆」
「じゃあ決まり次第連絡するわ~」
「ありがと!
でも私にじゃなくて沙耶に連絡よろしく!
あの子が言い出したからさ!☆」
「オッケー、じゃあまたな」
翔くんはそのまま別のクラスの友人のところへと行った。
沙耶はニヤニヤを抑えているつもりだっただろうが、口元が上がっている。
もう結果は言わなくてすみそうだ。
でもこのとき、翔くんが誘った男子が小学生のときの同級生なんて考えてもいなかった。
と、朝からハイテンションな沙耶。
ちなみに、私は佐々木奈央(ささきなお)。
中学2年生。
それで、この朝からテンション高いこの子は相田沙耶(あいださや)。
沙耶とは小学1年生からずっと同じクラスで、もうなんでも話せる親友。
「もう朝からうるさいよー。
それで、なんだっけ、夏休みの花火大会?
いいよー、暇だし、行こっか♪」
「それで…奈央にお願いがあるんだけどー…」
「うん、何なにー???」
「実はね、翔くんも誘いたいんだよね…」
と、モジモジしだした沙耶。
翔くんとは、綿谷翔(わたたにかける)。
今年関西の方から引っ越してきた転入生。
沙耶はそんな彼に一目惚れしていた。
「ねぇ!お願い!
翔くん誘ってきてよ!!!」
「えー!?自分で行ってきなよー!」
「お願いお願いお願い!!!
一生のお願いだから!!!」
「一生って前も使ったよー?もう沙耶の一生は何回あるんだよ〜((笑
あーもー、わかったわかった。
一応行くけど、ダメだったら諦めてよー?」
「ありがとう!さっすが奈央だー!
大好きー♡」
相変わらず自分で行動しない。
でも翔くんも決して何も話さないわけでもないし、私自身苦手な存在でもない。
ただのクラスメイトだ。
「翔くん、夏休みの花火大会、誰かと行く予定ある?」
「あ、いや、ないけど」
「なら一緒行かない?
他に男子も誘ってさ!☆」
「じゃあ決まり次第連絡するわ~」
「ありがと!
でも私にじゃなくて沙耶に連絡よろしく!
あの子が言い出したからさ!☆」
「オッケー、じゃあまたな」
翔くんはそのまま別のクラスの友人のところへと行った。
沙耶はニヤニヤを抑えているつもりだっただろうが、口元が上がっている。
もう結果は言わなくてすみそうだ。
でもこのとき、翔くんが誘った男子が小学生のときの同級生なんて考えてもいなかった。