今日は一人で帰らなければいけない
急いで会社を出る



周りを気にしながら 今の所変な人はいないかな?



ガシ!



ビクン!心臓が飛び出しそうだ
怖くて顔が見れない・・・



「香月?どーした?」



この声!



「海藤 翼!」



「どーした?何かあったのか?」



私が挙動不審な動きをしているか 聞いて来る



「別に何も・・。今日は仕事?」



「イヤ・・別に。」



もしかしたら どこかで見てるのかもしれない
辺りを見渡しても 人が多いからわからない



急いで帰らなきゃ!



「それじゃ~。」



帰ろうとしたら 逆に連れて行かれてしまった