その日の夜には、真彩にそのことを告げた。

そして、真彩からは夏に結婚式をすることを告げられた。


「真彩、おめでとう!」


と早紀は心をこめて言った。

もちろん、真彩は


「ありがとう!早紀も向こうへ行っても披露宴だけは出てね!」


と言った。


「うん。もちろんよ!」


と早紀は自分のことのように喜んだ。