「へぇ~早紀は、詳しいんだね!」


と光輝が感心していると、

「うん。私、ダイビングしたいと思ってるの!」


とさらに目を輝かせて早紀が言った。


「そうかぁ~ダイビングかぁ~」


と光輝は、早紀の言葉を繰り返した。

光輝の今までにはない世界だった。


「だから、水族館が一番好き!」


と早紀が言った。

早紀の言葉に、妙な感動を覚えた光輝だった。