二人は、学校へ向かった。

その歩いてる間、光輝はまた心臓がはりさけるような気持ちになっていた。

普通なら、こんなとき女の子のほうから、kissやハグを迫ってきたりするのだが・・・

早紀は、論外だった。




それに、光輝自身から迫ることもできなかった。

なぜならば、早紀にそんなことをしたらいっぺんに嫌われることは確かだったからだ。

こんな風に、手を出せない自分がもどかしく思えたのだった。