早紀と和輝は心の奥から結ばれてる感じすらしていた。


「今日は、ありがとう!」


と早紀は和輝に感謝した。


「また、来るといいよ!」


と和輝は言った。

今日という日は、早紀も和輝も、この何年かの心の葛藤を清算する日となったのだった。


「うん、またお邪魔させてください。」


と早紀は言うと、帰る支度をした。


「あっ、送ってくよ!」


と和輝は相変わらず一人で帰すことはしなかった。