そしてガチャーンと音が鳴り響いた
結城「瑞希!!聞いてくれ!!優勝したぞ!!」と大きな声で野球部みんながいきよいよく病室に押し掛けてきたのだ

真剣な話をしていた私たちは亜然で・・
思わず制服にあわてて着替えましたか満載のイケメンたちがおかしくて吹き出してしまったのだ

瑞希「その格好で電車乗ってきたの??せっかくのイケメン集団が台無しじゃん」と言いながら大笑いしている

みんなボタンかけちがったり、ネクタイぐちゃぐちゃだったりひちゃかちゃだ(藁)

瑞希「おめでとう」

野球部全員「「おう!!」

青葉先生「おい結城とお前らここは病院だ騒がしい・・そして女の子の部屋にノックなしはあんまりじゃねーか??」

優斗「おおー隼人さん久しぶりです♪しっかりお医者さんなんですね!!」

隼人「優斗えらそーだな
そっかお前がキャプテンだからこのチームは礼儀がないのか?」と若干鬼のような目つきでにらんでくる

瑞希「先生!!大丈夫ですよ慣れてますから」とほほ笑む

結城・・・だいぶん細くなった瑞希を見て衝撃だった・・・けど笑顔は優しく変わらないこの細い体でどれだけの思いを隠し日々泣いて・・耐えてきたのかと思うと胸がいっぱいになる

何もできない自分と好きな思いが日に日につもりあふれてくるようだった


瑞希は明日退院することを告げた
みんなに病気はよくなったのかと聞かれ・・・
安定したから大丈夫とだけ
告げ
またあっさって学校で!!と言っていた
みんなは病室を後にした

俺はもう少し瑞希のそばにいたくて瑞希のもとにのっこた

結城「瑞希少しいいか??」
と・・・