その晩・・・野球部1人1人にメールを送った
たくさんの思いや癖、弱点まで書いたもの
そして今年こそ甲子園へ!!の夢をかなえてほしいと応援しています!と


まるで・・・最後の手紙かと言わせるような内容だった

結城said
 ・・・なんだこれ・・・最後の手紙かよ??何事!!明日病院行きだっての冗談じゃねーよ


優斗said
 ・・・再発か???昔からだ弱い言ってたもんな・・・一生の別れじゃあるまいし
多分みんなが同じことを察したはず
結城は・・・明日病院行く言い張りそうだな・・・先に状況聞きに行くか・・・と瑞希の家に向かう



優斗「こんばんは・・・瑞希さんの件で伺いたいことがありきました」

母「どうぞ」

中に入れてくれた

優斗「瑞希そんなに悪いんですか??」

母「なんでかしら??」

優斗「こんなメールが来たからです」


「「優斗へ

優斗はあの悪ガキ達の頭でよく個性強いメンバー達をまとめてるよね!!
ほんと尊敬するよ

アドバイスとしては
6回グランド整備の後表の場合
めんどくさがって支持をなまけるのはやめたがいいよ
結城が困ってるから

バッティングはもっと構える腕をコンパクトにして打つといいかも
まあやったことのない私が言ってもだけどね

私は2学期から定時制に編入することになったんだもしかしたら・・・編入せずに終るかもだけど
だからしばらくはマネージャー業も休業★てか臨時なんだからいいかげんに変わり見つけてよ(><)
私が元気な間に甲子園行き決めて決勝まで連れててよ!!
応援してます

なーんてね        瑞希より★」」

といってメールを見せると
母親は涙を流した・・・
この子は私たちが隠していることを薄々感じているんだと・・・昔の人はよくいった・・・自分の状態くらい自分が一番わかってると・・・

覚悟を決めたかのように口を開いた

母「瑞希は・・・白血病が再発した・・・そしてその進行はあまりにも早く呼吸器機能の低下や肺には腫瘍が出来ていてあちらこちらにがん細胞が転移しているっと持って2カ月とも申告されたの・・・定期健診にいてて半年前までは何ともなかったのにまた、むしばまれていたなんて・・・もっと早くきずいてあげてれば・・・」と涙を流していた