「これ、美味しいー!」





「美味いな。」






2人笑顔で食べてくれる。






あたしはもう裏切らない。






さすがに姫のパパのことは言えないけど…






いつか言う時が来たら、その時に話すね。






「香流、もう平田さんと2人で出かけんな。」





ご飯を食べ終えた和登が言う。






うん。でかけない。







「大丈夫。もう平田さんと2人で会ったりしないよ。」






そう言うと和登はホッとした顔で眠りについた。