次の日、練習を終えて公園に向かった。





今日は、サングラスと帽子だけ。





集合は公園だったはず。






「あ、尚さん!」






もうベンチに座って待っている尚さんを発見した。






「Kanareちゃん!来てくれないかと思った。」






なんて微笑む尚さんは格好いいと思う。






「Kanareちゃん。行きたいところある?」






「いえ!尚さんについて行きます」






そう言うと、尚さんは歩き出した。






「ねぇ…Kanareちゃん。俺、Kanareちゃんと歳1つしか変わらないんだよ?知ってた?」





え?






嘘でしょ?