蒼の言うことを聞いておけばよかった、と今更ながら後悔した。








診察室の机に体を預けて少し目を閉じる。









すぐに体調を崩してしまう私の体を……どうも好きになれない。









「………はぁ…」








一生蒼にこう心配されて、迷惑をかけながら生きていくのだと考えると、何だか嫌になった。