そっと、龍に話し掛ける。 「龍…たくさん、無理してたよね。 ごめんね…分かってあげられなくて。 龍…あの日あたしを止めてくれて… ありがとう。 龍…マフラー温かかったよ。 こんなにも、人のぬくもりを温かいと感じたの…初めてだったよ。 龍…約束したよね? また会うって!」 堪えきれず溢れた涙。 大翔さんも、俯きながら、 泣いてた。