身長が高く、スタイルも細くて、髪はワックスで無造作にセットされ、なぜか、スーツを着てた。 彼は、顔立ちもよく、何より笑った顔が天使みたいな不思議な人だった。 これは、夢だと思っていたあたしに、 首元のマフラーが、教えてくれた。 現実なのだと…。