あれから、数年後…
龍のお母さんも旅だったと知った。
龍のお父さんは、龍がお腹にいると知り逃げたと知った。
遺影を見た時、龍にそっくりだと思った。
龍の死を知らされた時、ショックからか、どんどん弱っていったと聞いた。
一人で育て上げた息子は何にもかえがたい存在だったのだと思う。
龍にとっても、とても大切な存在だった。
二人は再会できたかな?
笑いあえてるかな?
龍、もうちょっとだけ待っててね。
いつか、会いに行くよ。
そっちに行くまで、
そっと傍にいてほしいな。
いつか会うその日まで、ずっと。
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