「これで…」

マネージャーの前に積まれた札束。

「1000万あります」

目を見開き、生唾を飲み込む。

「しかし…雅は売れ始めたばかりで…」

「1000万で、買い取りたい…」




マネージャーの前に座り、足を組んだ男とその右側に立つ男。

立っていた男が言った。

「はぁ…」