すると、私を後ろから引っ張った。

「うわぁ。お人形さんみたいだわっ」

「ホントだ!!かーわいっ」

2人の女の子がいた。

「何だか賑やかな奴らが、集まってきたな…」

「うちは、島澤 春花。春さんでいいわ」

静かめの春さん。
服装は可愛い女子高校生。
何と言うか、少しだけギャルにも見える。

でもオシャレな人。

「あたしは宮崎 夕美!夕美さんでいいよぉ」

夕美さんは、お嬢様みたいな感じ。
高級感のある服装だし、
髪がふわふわの黒髪。

「皆さんよろしくお願いしますっ」

「俺等のマスコットにいんじゃね??」

「…大地、お前あゆちゃんをマスコットにすんな」

「あー、そらの好きな子ってこの子ぉ??」

「そうなのね?」

窪野さんが、何かに耐えれなくなったのか私を抱き上げた。

「俺等、どっか回ってくる!」

「そらってば、全く…」