「大地の馬鹿っ!!!!」 夕美が大声で泣き始めた。 実を言えば私は安定剤が効いてきたのか、凄く眠たい。 「…だってよぉ…。本音言っちゃって」 「しゃーねぇな…。近場で探すぞ」 「それなら私の事務所があるから、聞いてみる?」 桃乃が提案して皆同意。 「あゆみー?」 そらが私を呼ぶけど、睡魔がかなりやばい…。 「そら…おんぶして」 「あ、眠い?」 「うん…」 「おいで」 そらの背中に乗っかると、安心感があった。