学校に行くといたよ!高本君!
朝から走っててすごいなぁ

『あれね。高本』
「呼び捨てすんな!」
『うわぁ、みんなに痛い目で見られてるかわいそー』
「あんたのせいだ!」

なぜ痛い目で見られるかというと、この天使、他の人から見えないんだって。←一人で話してる的な?
他に分かったことは、天使契約ってのがあって、それを破ると天使は消えるんだって。
天使契約の中身はまた教えるよ。

『よしっ!今ボールでウォーミングアップしてるからあのボールを取ってくる。
 そしたらそっちに投げるからキャッチしろよ。』
「えっあっちょっと!」

行っちゃった。ユウタが、頑張ってる。追いついてないけど
あっボール取った!

『それ!』

投げた!こっちにボールと高本君が来た!

〔ごめん!大丈夫?なんか勝手にボールがこっちに飛んでっちゃって〕
「いえ!大丈夫です。」
〔そっかよかった!じゃまたね!〕
「あっはい!」

話せた!うれしい!ユウタがやってくれたんだよね。

『どう?すごいでしょ?』
「うん。ありがと」
『別に。余韻に浸ってると授業始まるぞ』
「あっ待ってよ」