「「優斗くんが!」」

「まさか!」


私はそう思い、沢山の生徒の中を掻き分けた。


「優斗!!」


『あ゛ぁ!?...杏理!』


優斗わ同級生の胸ぐらを掴んでいた。


「ちょッ!ちょっと何してんの!?」


そう言いながら私は、優斗の手を離した。