『結華ちゃん、良輔と付き合えばいいのになッ!』


「だよね!」


帰り道の途中、優斗は突然止まった。


「どうかした?」


私の言葉を塞ぐように優斗はキスをした。

何度も何度も。


そして、ゆっくり離してはまた重ね合う。


「どうしたの?」


『嫌...何かさあ~』


優斗はそういいながらまた歩き始めた。