《杏理!》


私は後ろの席の愛子に肩を叩かれた。


「何?」


私が後ろを向くと愛子が手紙を差し出した。

《結華から!》


「ありがとう。」


私は愛子から手紙を受け取った。


先生にバレないように机の下で手紙を読んだ。


「「Dear 杏理☆

良輔くんと2人きりにさせてくれてありがとう!

結構良輔くんと喋ることが出来たよ☆
メアドも交換したし!
本当ありがとうね☆

From 結華」」