《姿勢!礼!ありがとうございました!》


放課後、私は鞄を持ち結華の机に行った。


「帰ろう!」


「「う~ん♪」」


結華はまだ空を眺めていた。


『杏理!帰ろうぜ!』

「優斗☆帰ろう☆」


私は優斗の方に向かった。


「聞いて!結華~恋したんだよ☆」


私は優斗に耳打ちで話した。


『へ~あの結華ちゃんがぁ~』


優斗はびっくりしたように腕を組んだ。


「「なんでそんなにびっくりしてんの!?」」


結華は立ち上がり、私と優斗の方に来た。