「え?」


あたしはキョトンとして嵐を見る。


嵐はまた、


「ん」


とだけ言った。


片方だけくわえられたポッキー。


目を閉じる嵐。


その意味が徐々に理解でき初めて、あたしは一気に赤面してしまう。


「な、なにしようとしてるの!?」


「なんだよ。さっきあれほどキスしただろ」