「わ、わかった…!」



先輩との時間が減っちゃうのは少し残念だったけど、このクラスの一員である限り、見て見ぬ振りは出来ない…!





「あ、ありがとー!!ってか橘がメイド!!よっしゃー!!」





「え?」




予想以上に中島くんが喜んでくれたのは嬉しいが、予想以上過ぎて逆に戸惑っていると、我に返ったように、ハッと目を合わせ、色々なことを説明してくれた。





「と、取り敢えず着替えちゃって!あ、隣の空き教室に衣装あるからそこで着替えて!あと接客は周りと合わせればそれでいいよ!!─じゃっ!!」