「あ、名前言ってなかったよね。櫻井裕太。まぁ、よろしく。」
こういう時は無表情なのか...あっ、じゃなくて...
「わ、若葉麻依だ...よろしく頼む...。」
「うん。」
「......。」
何事もなかったかのようにまたカウンターに頬ずえを突いて読書をし始める奴。
こうやって見るとやはり南海が言っていたようにかっこいいのだろうか...。
「...なにか用?」
「えっ!!?」
しまった!!私のバカ!!ついじっと見てしまった。
斜め後ろからとはいえ、やはり気づいたか...!!
「えっ...いや...な、なんて呼んだらいいかなっと......。」
我ながらナイス誤魔化しだった。
「え...別になんでもいいけど。」
「え...あ...じゃあ...櫻井...で...。」
「うん。あ、じゃあついでに俺もなんて呼んだらいい?」
「別になんでも構わないが...」
「じゃあ若葉で。」
「あぁ...。」
こういう時は無表情なのか...あっ、じゃなくて...
「わ、若葉麻依だ...よろしく頼む...。」
「うん。」
「......。」
何事もなかったかのようにまたカウンターに頬ずえを突いて読書をし始める奴。
こうやって見るとやはり南海が言っていたようにかっこいいのだろうか...。
「...なにか用?」
「えっ!!?」
しまった!!私のバカ!!ついじっと見てしまった。
斜め後ろからとはいえ、やはり気づいたか...!!
「えっ...いや...な、なんて呼んだらいいかなっと......。」
我ながらナイス誤魔化しだった。
「え...別になんでもいいけど。」
「え...あ...じゃあ...櫻井...で...。」
「うん。あ、じゃあついでに俺もなんて呼んだらいい?」
「別になんでも構わないが...」
「じゃあ若葉で。」
「あぁ...。」