「紬美(つむみ)大丈夫か?」
背中をトントンしてくれる金髪さんの肩に顔を押し当てた。
「うん…」
なんか安心する。
顔上げたくない。
離れたくない。
落ち着いてきたアタシ。
「どうした?いきなり」
「高いところ怖い…」
「は?そんなことかよ」
「そんなことじゃないよ!!」
肩に埋めていた顔を、つい上げてしまった。
もう、やだ…。怖い!!
「もうやだー……」
泣いているアタシに「大丈夫だから」と言いながら背中をポンポン叩いてくれる金髪さん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…