朝起きると、ナダルはまだ寝ていた

私はさっさと準備して家をでる。

昨日先生と一緒にくだった心臓破りの坂を登る。

一番のりかなと思ってドアを開ける

がたんと小さな音がして私がドアを閉めて音をするほうを見る。

窓の横に近寄って、外を見ると、

一人の男の子が花壇に水をやってるのを見た

ずっと見てるとその人が振り返る

持っていたじょうろをおいて、こっちに近づいてきた

「何してるの…?」

彼の問いかけに私はただ固まるだけ

「あ……ここから見てて…その…外を」

しどろもどろになる。