都会ではクリスマスの曲が鳴り響き、

朝の冷たい張りつめた空気が一層冬を感じさせる。

私はコートのポケットに手をつっこみ、

白い息を吐きながら駅へ向かった。

今日は彼女の美咲とのデートだ。

楽しむをモットーにしているデートだが今日は少し違う。

自分の小説家としての姿を打ち明け、

美咲へサプライズをしようと取り組んできた。


JR横浜線の電車に乗り横浜駅へと向かう。

横浜駅に10時待ち合わせでいつも15分前に駅に着くので、

早からず遅からずのベストタイミングだ。

今日は駅の改札口では美咲が先に着いていて、
「おはよう」と挨拶をしてきた。


私「おはよう。ごめん待った?」

美咲「ううん。今私も着いた所。寒いから早くいこ」

そう言って美咲は私の手を取り、2人で買い物へ行くことにした。


買い物でクリスマス風の洋服をいっぱい買ったり、

カラオケで熱唱したりととても幸せな時間を過ごした。

楽しい時間っていうものは本当に早く時間が経つのを感じた。


横浜駅で見晴らしのいいレストランで食事をした後、そろそろ帰る頃になったきた。