「それでね、青田君にバスケ部のマネージャーをやらないかって誘われちゃって」



「えー、マジ?何気にイイ感じなんじゃん!」



ミーコのカミングアウト後から、歌うことを忘れて恋バナが続いた。



恥ずかしそうに、でも幸せそうに笑っているのを見てあたしまで嬉しくて。


ミーコの恋がうまくいけばいいなって、心の底から思ったんだ。