目を見開いて、陽平の顔をマジマジ見つめる。
わけがわからなかった。
なにが冗談なの……?
「なに?本気にしちゃった?ありえねーだろ」
えっ……!?
ありえない……?
それって……昨日の告白のことを言ってるの?
冗談だった……ってこと?
「いちいち本気にするなよな」
いつものようにイタズラっぽく笑う陽平は、からかうような目をあたしに向けている。
じょ、冗談……だったんだ?
はは、なにそれ。
そんな冗談を言うなんて。
ヘナヘナと肩に入った力が抜けて行く。
ウソ……だったんだ?
なに、それ。
「最っっ低!」