どうしよ…。
私、完全にかずきが来ないと思ってお菓子用意してなかった!





「うっ、えっと」




視線をキョロキョロと彷徨わせていると、かずきが私の顎に手をかけ、くいっと上を向かせて





「残念。時間切れ。







イタズラ決定」


ニヤリと笑って、私の唇にかずきのそれが触れた。







fin.