「とりあえず臣たちはあと3時間くらいかかるらしいから、
海でも行ってみる~?」
善さんがそうみんなに話しかける
「行きたいで~す!!」
「俺も行かなあかんやろ!」
「僕は少し調べたいことがあるので、
別荘に残ります」
チビ・バカ・千尋の順で答える
「琉伊はどうする?」
仁が優しく問う
「…海ならいこうかな」
「なら行くか」
仁は琉伊の荷物をもって家の中に入っていった
「矢神は?いかないの?」
「ついて行ってやるよ」
煙草をくわえながらそういうとそっかといって笑った。
その笑顔がどうしても奏さんと被ってしまう。
善さんもいるしそろそろ奏さんのこと聞いてみるか。