「るーちゃんっ!
あのねあのね、今日倉庫に一緒にいこっ?」

結羽が琉伊の席で一生懸命説得してる中…




「…やだ」

「いこ?」

「…やだ」

「だめぇ、行くの!」

「なんで」

「なーんでもっ!」






と会話が繰り返し行われてるんやけど、
琉伊全く行く気ないわな…




「琉伊、強制的に連れてくで~」


オレも結羽に加担する。



「そうそうっ!
素直に着いてきてほしーなぁ」

「…行く意味がわからない」



「それは倉庫に行ってから説明するさかい、今は大人しく着いてきて貰われへんやろうか?」

「…行かない」



それでも頑なに拒み続ける琉伊の腕を誰かが掴み、琉伊をつれていった。





「…ちょ…桐くーん!」

結羽が慌てて着いてくいく






そう、強制的に連行したのは桐でしたー。

オレは琉伊の荷物を持って2人…いや、3人を追いかけた。