"仲間にならないか?" 仁の放った言葉にみんな驚いたがすぐにもとの表情に戻った。 そう、彼らだってもう、朝倉 琉伊を受け入れていたから。 仲間になるのに理由はいらない。 例え本人のこと全く知らなかったとしても直感的に仲間になりたいと思ったのだ。 「どうかな、琉伊ちゃん」 「結羽も賛成すると思うで?」 「名無しの権米じゃなく、名前で呼んでやるよ」 彼らも精一杯歓迎の言葉をのべる。