「まぁ...他にいねぇならどっちでも」




空は面倒くさそうにいう





「じゃあ、決定。次に姫は...「はい!」





私が言い終わる前に多くの女子から手が挙がる






うおっ!なんじゃこりゃ





なんと20人中15人の手が挙がった





「んーこんなにいると投票でも、ほぼ票が定まらないね」




早川くんが困った顔をする





確かに...本人は自分にいれたら、あとは私を含めて女子は5人しかいないし。





「じゃ、先生と同じく鉛筆転がすのはどう?平等だし組織票もでないし」





にっこり笑ってとんでもないことを早川くんがいう




そ、そんなことしたら私が当たるかもしれないじゃん!





無理無理無理!空の相手なんて恥ずかしくて顔見れない!




私はぎょっとして早川くんをみる