すると、彼はわんこの上に乗ろうとした。

まだ足は痛かったが、登れるだろうと思った。

「手貸してやる。」

と、手を伸ばしてくれた。

「まだ足だめなんだろ?はやくしろ。」

なんだか、嬉しかった。

「はい!」