ナタおばさんは、私にマントをくれた。


「わぁ。すごくいい。」

「でしょ?これ、けっこう自信作なんだよね~」

照れながら言う。

私はナタおばさんの手をとり、

「本当にありがとうございます。ずっと大切にします。」

「またおいでね。」

ナタおばさんは、私の手を包むように手をおいた。

「はいっ!」