そして、部屋に戻ると緋芦は、宿題を
していた。宿題のことなんか、
私は、忘れていたので、緋芦をみて
すごい焦った。そのあと、理科の宿題を
終わらせようとした。しかし、わかんないとこだらけだ。すると緋芦が
「こんなのも、わかんないの?」
と言って教えてくれた。
緋芦に聞こえるかわかんないくらい
小さい声で
「ありがとう」
そうつぶやいた。